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【田淵幸一物語・第2部(3)】川上監督の殺し文句「ONはさんだ背番号1、2、3が来季の売りだ」

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【田淵幸一物語・第2部(3)】
川上監督の殺し文句「ONはさんだ背番号1、2、3が来季の売りだ」

この真ん中に君が立つんだ。左から長嶋、川上監督、王 この真ん中に君が立つんだ。左から長嶋、川上監督、王

 「残念ですがボクは巨人には行きません。巨人を倒す阪神に行きます」と誘いを断ってしまったのである。後年、安藤はその頃の心境をこう語った。

 「オレはへそ曲がりでなぁ。周りがあんまり“安藤は巨人”と言うもんやから、言いなりになるか!と、つい断ってしもた。阪神が好き? アホ、その頃の阪神の内野陣は」

 三塁に三宅秀史、遊撃に吉田義男、二塁には鎌田実と鉄壁の内野陣。

 「入団してから、しもたぁ、と後悔したわ」。結果的に“神様”の出馬は失敗に終わった。

 運命の11月12日がやって来た。東京・目白の田淵宅には朝早くから報道陣が詰めかけた。「本人も家族も巨人を希望しているんですから、どうか巨人に…」。母親・花江さんの祈るような言葉だった。(敬称略)

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