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【衝撃事件の核心】ドス黒過ぎる!スター教授「裏の顔」 耐震建築〝権威〟、女性にモテモテ「遊び好き」…ふっかけた賄賂1300万円

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【衝撃事件の核心】
ドス黒過ぎる!スター教授「裏の顔」 耐震建築〝権威〟、女性にモテモテ「遊び好き」…ふっかけた賄賂1300万円

耐震技術研究をめぐる大阪大大学院教授の汚職事件の構図 耐震技術研究をめぐる大阪大大学院教授の汚職事件の構図

 同研究所は倉本被告が自らの特許などを管理するための私設の会社で、口座には4社のうち3社から少なくとも計2325万円が「無断研究」の経費として入金されていた。ところが倉本被告は、正規の研究を装って大学側にも1573万円の研究経費を請求し、「二重取り」で多額の現金を懐に入れていたのだ。

 逮捕後、倉本被告は自らの〝錬金術〟を捜査員に素直に告白した。ただ、一連の犯行を主導したのが倉本被告だったにせよ、企業側にも不正の片棒を担ぐメリットは存在していた。

「嫌われる」は御法度

 贈賄側企業が共同研究を行う狙いは、最終的には自社製品の開発など社益のためだ。倉本被告の要求に応えることで、企業側は学内の施設を使ったり、学生を社益にかなう研究に従事させたりすることができた。倉本被告が勤務する阪大吹田キャンパス(大阪府吹田市)には、ジャッキの圧力で柱や梁の強度を調べる高性能の「載荷装置」が配備され、研究で得たデータは企業側にも提供された。

 さらに、倉本被告は「無断研究」の論文を正規の研究論文に紛れ込ませる形でたびたび発表。贈賄側企業の担当者も執筆者として論文に名を連ねた。

 ゼネコン関係者は「自社の技法に、業界の権威である教授の『お墨付き』を得られれば自社製品の宣伝効果はぐんと高まる」と贈賄側企業の本音を推し量った上で、こう続ける。

 「倉本被告と共同研究を望む企業は数多い。倉本被告の歓心を買うためには、不正であっても意向に従わざるを得なかったのではないか」

 倉本被告に「嫌われる」ことは、贈賄側企業の担当者にとって御法度だったのだ。

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