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積水ハウス、553億円で米住宅販売大手を買収 省エネタイプの需要拡大見越し

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積水ハウス、553億円で米住宅販売大手を買収 省エネタイプの需要拡大見越し

積水ハウスの和田勇会長兼CEO 積水ハウスの和田勇会長兼CEO

 積水ハウスは22日、米国での個人向け住宅販売事業に参入すると発表した。米国西部ユタ州を本拠地に住宅販売事業を手掛ける現地大手、ウッドサイド・ホームズの全株式を4億6800万ドル(約533億円)で取得する。積水ハウスの買収としては過去最大となる。

 ウッドサイド・ホームズは2009年の設立で、2015年12月期の売上高は前期比32%増の約6億ドル。積水ハウスは米国で宅地開発などは行っていたが、個人向け住宅販売は初めてとなる。買収は3月1日の予定。

 米国では低金利下で特に郊外での住宅需要は堅調であるほか、環境意識の高まりで、家庭で消費するエネルギーを全て自家発電などでまかなう「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の需要が拡大している。米西部のカリフォルニア州では、2020年までに全ての新築戸建て住宅をZEHにする制度の導入に向けて整備を進めている。積水ハウスは、こうした省エネ住宅建設に同社の施工技術が応用できると判断した。

 米国市場をめぐっては、大和ハウスが昨年、260億円を投じて中堅住宅販売会社を買収。シャープが住宅向けの太陽光事業の再参入を決めるなど、国内勢の進出が活発になっている。

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