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約3千人が犠牲…丹後震災90年

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約3千人が犠牲…丹後震災90年

丹後震災に関連する書物を集めた峰山図書館のコーナー=京丹後市峰山町 丹後震災に関連する書物を集めた峰山図書館のコーナー=京丹後市峰山町

 昭和2(1927)年3月7日に発生した「丹後震災」から、まもなく90年。被災地となった京都府京丹後市などは、震災ゆかりの地をめぐるミニツアーやセミナーを開き、震災の記憶を後世に伝える。同市教育委員会は「これらの催しを通じ、震災の記憶を伝え、今後の防災意識の啓発につなげたい」としている。

 今月25日には同市峰山町の峰山地域公民館で、セミナー「丹後震災90年」を開催。当時の映像に合わせて体験記の朗読が行われるほか、府立峰山高校地学研究部の生徒らが「歩いてたどる丹後震災の記憶」をテーマに発表する。また、名古屋大減災連携センターの武村雅之教授が「歴史に学ぶ防災論」の演題で講演する。

 3月19日には、同部の生徒らの案内で、峰山町の震災ゆかりの地をめぐるミニツアー「歩いてたどる丹後震災の記憶」の開催が予定されている。

 また、峰山図書館など市内の2図書館、4図書室では震災や防災に関する図書を展示し、貸し出している。このほか、同市丹後町の丹後古代の里資料館では冬季企画展「丹後震災90年」として、当時の写真画報や峰山町報などを展示している。4月16日まで。火曜休館。

 丹後震災は丹後半島北部を震源とし、M7・3の揺れを記録。約3千人が亡くなり、多くの家屋が倒壊・焼失した。

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