産経WEST

【衝撃事件の核心】「中国の土産物屋で数千円レベル」なんでも鑑定団〝国宝級茶碗〟騒動余波 ネットも過熱「娯楽番組では済まされないぞ」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
「中国の土産物屋で数千円レベル」なんでも鑑定団〝国宝級茶碗〟騒動余波 ネットも過熱「娯楽番組では済まされないぞ」

昨年12月の人気番組「開運!なんでも鑑定団」で「国宝級の曜変天目」と鑑定された茶碗。専門家から「似ても似つかない」などと疑義が相次いだ(テレビ東京の放送画面から) 昨年12月の人気番組「開運!なんでも鑑定団」で「国宝級の曜変天目」と鑑定された茶碗。専門家から「似ても似つかない」などと疑義が相次いだ(テレビ東京の放送画面から)

 徳島県教育委員会が、テレビ東京系の人気番組「開運!なんでも鑑定団」で「国宝級」と鑑定された茶碗(ちゃわん)を文化財に指定するために計画していた調査を一転して中止した問題は、強い反響を引き起こした。産経新聞が9日に報じ、ウェブサイトにも掲載すると早速、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で話題に。番組の鑑定結果に複数の専門家から疑義が示されていることを受けて、「単なる娯楽番組では済まされないぞ」といった批判の声も渦巻いた。果たして茶碗は「本物」なのか「まがいもの」なのか。(佐藤祐介)

中島誠之助さんが絶賛

 「ますます疑惑は深まるばかり」

 「だからこそ窯変天目(曜変天目=ようへんてんもく)は価値がある」

 産経新聞大阪本社のウェブサイト「産経ニュースWEST」に徳島県教委の調査中止に関する記事が載った9日、SNSではさまざまな反応がみられた。

 「国宝級」と鑑定されていたのは、昨年12月20日放送の「開運!なんでも鑑定団」に持ち込まれた茶碗。古美術鑑定家の中島誠之助さんが「なんでも鑑定団が始まって最大の発見ですね!」と語り、「曜変天目に間違いございませんね。今日、これが出たことで4点目が確認された」と続けたのだ。

 曜変天目とは南宋時代(12~13世紀)の中国・福建省で制作された陶器。完全な状態では3つしか現存せず、藤田美術館(大阪市都島区)と静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)、大徳寺龍光院(京都市北区)で所蔵。いずれも国宝に指定されている。

中島氏絶賛の茶碗 模様は絵の具を塗ったものである可能性

このニュースの写真

  • 「中国の土産物屋で数千円レベル」なんでも鑑定団〝国宝級茶碗〟騒動余波 ネットも過熱「娯楽番組では済まされないぞ」

関連ニュース

「産経WEST」のランキング