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【京都府立医大捜索】学長、淡海一家総長と院内で接触 院長は数年来の付き合いか

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【京都府立医大捜索】
学長、淡海一家総長と院内で接触 院長は数年来の付き合いか

暴力団組長の虚偽診断書をめぐり、関係先として京都府警の捜査が入った「康生会・武田病院」。報道陣の対応に追われる病院関係者=15日午前、京都市下京区(志儀駒貴撮影) 暴力団組長の虚偽診断書をめぐり、関係先として京都府警の捜査が入った「康生会・武田病院」。報道陣の対応に追われる病院関係者=15日午前、京都市下京区(志儀駒貴撮影)

 病気を理由に刑の執行が停止された暴力団幹部について、京都府立医大病院(京都市)が虚偽の報告をしたとされる事件で、幹部が同病院内で府立医大の吉川敏一(としかず)学長(69)と会っていたことが15日、関係者への取材で分かった。京都府警は府立医大や同病院とあわせて学長室の家宅捜索も行っており、幹部と病院側の関係について慎重に捜査を進めている。

 捜査関係者や同病院などによると、平成26年2月から、指定暴力団山口組系淡海(おうみ)一家(大津市)総長、高山義友希(よしゆき)受刑者(60)に対する同病院での本格的な医療行為を開始。同年7月、吉村了勇(のりお)院長(64)と担当医(44)らによって生体腎移植の手術が行われ、高山受刑者は約2カ月間入院した。

 14日の家宅捜索は、同医大や同病院のほか、吉村院長宅、学長室や院長室なども対象となった。吉川学長は家宅捜索後、「家宅捜索という事態を招いたのは誠に遺憾で、患者や府民におわびする。詳細な調査を行い、公表したい」とのコメントを出していた。

 一方、吉村院長と高山受刑者は知人を介して面識を持ち、数年来の付き合いがあったことも捜査関係者への取材で判明。こうした関係性が、高山受刑者が同病院に通院するきっかけになったとみて、府警は押収資料を基に吉村院長との関係を詳しく調べている。

 虚偽の診断書作成の疑惑について、吉村院長は報道陣の取材に対して繰り返し否定している。

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