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【京都府立医大捜索】捜査に専門性の「壁」 真相解明なるか…暴力団幹部の病状、診断書作成の経緯焦点

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【京都府立医大捜索】
捜査に専門性の「壁」 真相解明なるか…暴力団幹部の病状、診断書作成の経緯焦点

京都府立医科大学附属病院 外観=14日午後、京都市上京区 京都府立医科大学附属病院 外観=14日午後、京都市上京区

 腎臓移植に詳しい国立大学病院の医師は「生体腎移植では、おおまかな目安として1~2カ月で退院し3カ月程度療養、その後社会復帰となるケースが多い」と話す。高山受刑者は判決確定時点で、すでに術後1年が経過していた。

 症例には当然、個人差がある。腎移植は専門性が高く、同じ診療データを見ても、医師によって判断が分かれる場合もあるという。府警の見立ては「病気は嘘だった」ということだが、病気か否かという診断の是非を立証するのは、それほど簡単ではないというのが医療関係者の見方だ。

 医師の診察行為をめぐる事件は過去にもあった。神奈川県警は14年8月、偽の診断書で保険会社から治療費を受け取ったとして、詐欺などの容疑で整形外科病院の院長を逮捕。暴力団関係者の「あそこの病院なら、すぐに診断書を出してくれる」という供述が摘発の端緒になった。

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