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【軍事ワールド】中国を圧倒した最強の米空母「ビッグE」退役 約束された“復活”はいつ…

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【軍事ワールド】
中国を圧倒した最強の米空母「ビッグE」退役 約束された“復活”はいつ…

3日にニューポート・ニューズでエンタープライズの退役式典が行われた。式典の後、作業員が自転車で通り過ぎる様子からは巨艦ぶりがわかる(AP) 3日にニューポート・ニューズでエンタープライズの退役式典が行われた。式典の後、作業員が自転車で通り過ぎる様子からは巨艦ぶりがわかる(AP)

伝統は引き継がれる

 冷戦終結後も「ビッグE」は2001年9月11日の米中枢同時テロに対応したアフガニスタン攻撃やイラク侵攻に参加したが、2008年4月からの18カ月に及ぶ全面的分解点検整備(オーバーホール)で“寿命”が問題となった。この修理は予定期間をオーバーしたうえ、かかった費用は6億6200万ドル(約750億円)で、予算を46%上回ったのだ。老朽化は明らかだった。

 結局、12年12月1日に「ビッグE」は引退が決まり、バージニア州のノーフォーク海軍基地に係留され、他艦に使える部品の取り外しなどが始まった。

 この引退決定までの間に、海軍関係者はもちろん一般市民からも「エンタープライズ」という艦名を無くしてはならないという声が巻き起こった。先代のCV6エンタープライズは第二次大戦で日本海軍と死闘を繰り広げた武勲艦だった。またCVN-65が初の原子力空母として有名だったのはもちろんだが、米SFテレビドラマ「スタートレック」(1966~)にも最新宇宙船の名として登場する。米宇宙往還機スペースシャトル開発の際には、ドラマのファンらが「米国初の宇宙船の名はエンタープライズでなければ」と署名運動を行い、シャトル1機目(試験機)に名を残した。

 こうした経緯もあり、米海軍では「エンタープライズ」の名を残すのは必然との考えが支配的となり、12年12月の引退式典で次期原子力空母CVN-80(フォード級3番艦)にその名を引き継ぐことが公表された。同艦は18年に建造開始、25年就役が予定されている。

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