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収賄で懲役2年6月求刑、元大分県警職員 大分地裁

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収賄で懲役2年6月求刑、元大分県警職員 大分地裁

 捜査情報を漏らした見返りに現金30万円を受け取ったとして、加重収賄と地方公務員法(守秘義務)違反の罪に問われた元大分県警別府署事務職員、後藤匡司朗被告(27)の公判が13日、大分地裁(今泉裕登裁判長)であり、検察側は懲役2年6月、追徴金30万円を求刑、弁護側が執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は3月13日。

 贈賄罪などに問われたスナック経営の吉田剛樹被告(25)には懲役1年6月、罰金50万円を求刑した。

 論告で検察側は、後藤被告は捜査協力者だった吉田被告と関係を保ちたいと考え、犯行に及んだと指摘。情報漏洩(ろうえい)後に見返りを期待し始め、数回にわたって積極的に賄賂を催促したとし「動機は利欲的で酌量の余地はない」と述べた。

 弁護側は最終弁論で「当初から賄賂をもらうつもりではなかった。被告は反省している」と訴えた。

 起訴状によると、後藤被告は風俗営業の許可事務を担当していた昨年9月中旬、別府市で吉田被告に家宅捜索の予定日の情報を漏洩(ろうえい)し、10月上旬に謝礼として30万円を受け取ったとしている。

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