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宇宙ベンチャー、広島上空に「人工流れ星」計画 超小型衛星から金属玉を放出

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宇宙ベンチャー、広島上空に「人工流れ星」計画 超小型衛星から金属玉を放出

 超小型衛星から金属の玉を放出することで、平成31年に広島県の上空で人工的に流れ星を発生させることに取り組むと、宇宙ベンチャーの「ALE」(東京)などが9日、発表した。宇宙を身近に感じてもらうのが狙いで、民間では世界初の試みとしている。

 天候が良ければ中国地方や四国を含む直径約200キロの範囲で見られるという。同社の岡島礼奈社長は「科学技術とエンターテインメントの両立を目指し、実現に向けてまい進したい」としている。

 計画では、30年後半に大きさがビー玉ほどの金属の玉500~千個を積んだ超小型衛星を打ち上げる。31年に上空約500キロから一斉に放出。大気圏に突入すると自然に光を放ちながら燃え、複数の流れ星のように見える。花火と同様に、金属によって炎の色が異なることを利用し、さまざまな色の流れ星を生み出す。

 自然の流れ星はちりがもとになって同じ仕組みで生じるが、金属の玉はちりよりも大きいため、輝く時間が長く、明るさも上回るという。衛星の開発には東北大など複数の大学が協力している。

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