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【ビジネスの裏側】大阪市中心部、タワーマンションの都に? そのワケは…

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【ビジネスの裏側】
大阪市中心部、タワーマンションの都に? そのワケは…

大阪市北区のタワーマンション「シティタワー梅田東」が地上42階に設けた「スカイラウンジ」。住人全員が使えるのが売りだ 大阪市北区のタワーマンション「シティタワー梅田東」が地上42階に設けた「スカイラウンジ」。住人全員が使えるのが売りだ

 京阪電鉄不動産などが手がけた大阪市営地下鉄中津駅直結の「ザ・ファインタワー梅田豊崎」(大阪市北区、総戸数312戸)は、11月に売り出した170戸中、155戸が同月中に成約。三井不動産レジデンシャルなどによる京阪電鉄北浜駅直結の「北浜ミッドタワー」(大阪市中央区、総戸数311戸)は、12月売り出しの119戸が即月完売した。

暮らしやすくなった都心

 大阪市中心部のマンション販売が好調なことについて、不動産経済研究所の笹原雪恵大阪事務所長は「24時間営業のスーパーが増えるなど、以前よりも都心部が生活に適した場所になってきているためではないか」と分析する。

 大阪のシンボル的な施設の跡地も、いまや生活の場に姿を変えてきている。

 例えば、25年に閉館したラマダホテル大阪(大阪市北区)の跡地には東急不動産、住友商事が、地上50階のタワーマンション「ブランズタワー梅田 North」を建設中。31年11月に完成予定だ。

 ラマダホテルの前身は、ロイヤルホテル(現リーガロイヤルホテル)、ホテルプラザと並び「大阪の御三家」と称された旧東洋ホテルだ。

 こうした立地条件の物件は、転売しやすい上、賃貸に出せば安定した家賃収入が期待できる。投資用物件として購入する富裕層の動きも好調という。

ラウンジや食品スーパーも

 販売好調を受けて、タワーマンション間でも差別化を図る動きが出てきた。

 住友不動産とパナホームが手がけ、昨年12月末に完成した「シティタワー梅田東」(大阪市北区、501戸)では、低層階を含めたすべての居住者が眺望を楽しめるよう、地上42階に約250平方メートルのスカイラウンジを設置した。台所を備えており友人を招いてのパーティーも可能、などとアピールする。

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