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津波から村救った伝説の「津波除け観音」 木造十一面観音立像を展示 びわ湖長浜観音ハウス

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津波から村救った伝説の「津波除け観音」 木造十一面観音立像を展示 びわ湖長浜観音ハウス

大津波から村を守ったと伝わる片山観音堂の十一面観音立像(長浜市提供) 大津波から村を守ったと伝わる片山観音堂の十一面観音立像(長浜市提供)

 滋賀県長浜市は、「観音の里」として知られる同市を首都圏でPRしようと、東京都台東区上野に開設した「びわ湖長浜観音ハウス」で、片山観音堂(同市高月町片山)の木造十一面観音立像を展示している。津波から村人を守ったとの珍しい伝承がある観音像という。3月12日まで。

 観音像は高さ71・5センチの寄木造(よせぎづくり)。室町時代の製作とみられ、琵琶湖岸の漁港である同市片山地区を見下ろす位置の山腹に安置されている。伝承では、村を襲った大津波を観音が手で止めて村を助けたとされ、地元では船の安全を守る観音として信仰を集めている。

 びわ湖長浜観音ハウスは、130を超える観音菩薩像が伝わる同市を紹介しようと昨年3月に開設。観音堂内部をイメージした空間に、市内の観音立像を数カ月おきに展示している。

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