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【衝撃事件の核心】「慟哭、天に達す」朝鮮学園、全面敗訴に憤激 〝北朝鮮は暴力団〟と補助金打ち切り主導、橋下氏「きっちりルール作った」

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【衝撃事件の核心】
「慟哭、天に達す」朝鮮学園、全面敗訴に憤激 〝北朝鮮は暴力団〟と補助金打ち切り主導、橋下氏「きっちりルール作った」

大阪朝鮮学園補助金訴訟で大阪地裁に向かう朝鮮学校の関係者ら原告団。橋下徹氏が行政トップ時代に打ち出した新たな交付要件により補助金が打ち切られ、訴訟でも全面敗訴した 大阪朝鮮学園補助金訴訟で大阪地裁に向かう朝鮮学校の関係者ら原告団。橋下徹氏が行政トップ時代に打ち出した新たな交付要件により補助金が打ち切られ、訴訟でも全面敗訴した

 いわば学園側の請求を門前払いにした形だが、一方で学園側が「差別」と批判した交付要件の違法性についても判断を示している。

 判決は、税金を原資とする交付金を受けようとする以上、「私立学校にも一定程度の政治的中立性が要求されている」と指摘。どの学校に交付するかについて府には一定の裁量があり、先の4要件は「補助金の考え方を明確にし、制度・運用を規律しようとするものといえるから、相応の合理性がある」とした。

 公安調査庁は22年1月にとりまとめた「内外情勢の回顧と展望」の中で、朝鮮総連が朝鮮学校において思想教育を行っていると記載していた。今回問題となった迎春公演と朝鮮総連との関係の有無がはっきりしない中で、府の資料提出要請を拒否した学園側の対応には「合理的理由があったとは解されない」と疑問を呈した。

 「不当介入」「狙い撃ち」と批判する学園側の主張に対しては「4要件には相応の理由があり、狙い撃ちとまでは言えない。もとより補助金交付を受けない外国人学校に対して、政治的中立性を求めるものではない」と述べた。公金を頼みとする以上、ルールを守るのは当然というわけだ。

「司法許せない」

 閉廷後、大阪市内で開かれた会見には、大阪朝鮮学園の玄英昭(ヒョン・ヨンソ)理事長らが出席し、判決への怒りをにじませた。

 「全国でも有数の良好な関係にあった府、市と朝鮮学園との関係を壊し、政治や外交上の問題を教育に持ち込んだ1人の首長の判断による補助金の打ち切りは決して許されることではない。なぜ自国の言葉や文化、歴史を学ぶことが否定されなければならないのか」

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