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【衝撃事件の核心】「慟哭、天に達す」朝鮮学園、全面敗訴に憤激 〝北朝鮮は暴力団〟と補助金打ち切り主導、橋下氏「きっちりルール作った」

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【衝撃事件の核心】
「慟哭、天に達す」朝鮮学園、全面敗訴に憤激 〝北朝鮮は暴力団〟と補助金打ち切り主導、橋下氏「きっちりルール作った」

 そこで橋下氏は自ら府内の学校を視察したうえ、交付の条件として新たに4つの要件を提示した。

 (1)朝鮮総連と一線を画すこと(2)北朝鮮指導者の肖像画を教室から外すこと(3)日本の学習指導要領に準じた教育活動を行うこと(4)学校の財務状況を一般公開すること-。これがすべての始まりだった。

指導者肖像画は「アイデンティティー」

 その約1年後、学園側は適正な学校運営を進めるための「基本方針」を発表し、ホームページに財務情報を公開。さらに「特定の政党や政治団体の干渉を受けることなく学園の自主性を堅持する」と言明した。

 故金正日(キム・ジョンイル)総書記らの肖像画については、そもそも初中級学校には掲げていないとしたが、高級学校においては「祖国への想いはアイデンティティーの確立において重要なものであり、個々人の想いにかかるデリケートな事柄」であるため、その扱いは自らで決める、と府に回答した。結局、学園は高級学校については補助金を申請しなかった。

 一方、残り9校については、府は4要件を満たしたと判断し、22年度分計約8700万円を学園側に交付した。

 その後、府議会で補助金の是非について協議する中で、今度は「教室だけでなく職員室からも肖像画を外すべきだ」との意見が出された。学園側は翌24年3月の理事会で初中級学校の職員室から撤去することを決め、改めて23年度分の補助金を申請した。

 この間、府は橋下氏が先に提示した4要件をより一般的な形(たとえば朝鮮総連と一線を画す→特定の政治団体と一線を画す)にして交付要綱を改正。学園側からの申請に応じて補正予算案提出の準備を始めるなど23年度分も交付に向けた動きが進んでいた。

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