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「帯伊書店ものがたり」和歌山最古の書店、400年の歴史たどる

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「帯伊書店ものがたり」和歌山最古の書店、400年の歴史たどる

出版された「帯伊書店ものがたり」を手にする14代目の高市健次さん=和歌山市 出版された「帯伊書店ものがたり」を手にする14代目の高市健次さん=和歌山市

 和歌山市の中心市街地「ぶらくり丁」の一角に店を構える「帯伊書店」(同市元寺町)が、約400年の歴史を振り返る「帯伊書店ものがたり 紀伊国名所図会とともに」を出版した。和歌山県内最古の書店という同店が、地域とともに歩んだ歴史がつづられている。

 出版された「帯伊書店ものがたり」は、元和5(1619)年、初代紀州藩主の御用商人で駿河出身の初代が木材商として創業したところから始まる。出版業界への進出後は、7代目の高市志友さん(1751~1823年)が発展に大きく貢献。以降約130年にわたり、和歌山の名所を網羅した地誌「紀伊国名所図会」を出版してきたことなどがつづられている。

 「帯伊書店ものがたり」は、13代目の高市績さん(1927~2005年)の13回忌を前に出版。績さんは晩年、県内の出版物を集めた目録を編纂(へんさん)するなど、県内の出版史の研究の道を開いた人物でもあるという。

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