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【大阪国際女子マラソン】重友の母「自分で決めたことは努力を惜しまない子」祖父母の遺影手に応援

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【大阪国際女子マラソン】
重友の母「自分で決めたことは努力を惜しまない子」祖父母の遺影手に応援

重友梨佐選手が優勝を決め、祖父母の遺影を掲げながら娘を見つめる母、民恵さん=29日午後、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居 重友梨佐選手が優勝を決め、祖父母の遺影を掲げながら娘を見つめる母、民恵さん=29日午後、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居

 白熱したレースを制した重友梨佐(29)の家族や所属する天満屋の関係者らは歓喜に沸いた。

 母、民恵さん(57)は35・5キロ付近で先頭に追いつき、一気に突き放した瞬間からゴールまで、ずっと涙が止まらなかったという。「自分で決めたことは努力を惜しまない子。力を出し切ったと思う」と目を細めた。

 重友は、応援してくれる祖父母を慕っていたが、祖父は高校生の時に他界。祖母も2015年の世界陸上北京大会前に急死したという。重友は大きな大会前には墓参りを欠かさない。

 この日、民恵さんは、祖父母の遺影を手に応援を続けた。「(祖父母も)喜んでいると思う。(娘と)2人で墓前に報告します」と話していた。

 2012年のロンドン五輪出場後は、不振が続き、けがにも悩まされた重友。叔母の香川律子さん(56)=大阪市鶴見区=も「今日の走っている表情は良かった。きっと良い結果が出ると信じていたし、これからも活躍してくれると思う」と話していた。

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