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【大阪国際女子マラソン】積極果敢な走りで2位の堀江 「去年は肩身の狭い2番。今日は悔しい2番」

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【大阪国際女子マラソン】
積極果敢な走りで2位の堀江 「去年は肩身の狭い2番。今日は悔しい2番」

【第36回大阪国際女子マラソン】2位でゴールする堀江美里=ヤンマースタジアム長居(撮影・村本聡) 【第36回大阪国際女子マラソン】2位でゴールする堀江美里=ヤンマースタジアム長居(撮影・村本聡)

 順位は前回大会と同じ2位。もっとも、レース内容も走り終えての気持ちも、1年前とはまるっきり違う。「去年は肩身の狭い2番。今日は悔しい2番」と堀江。スタートから先頭集団に加わらず、後方からじりじり追い上げた昨年から一転、積極果敢な走りを貫いたからこそ、こみ上げてきた感情だった。

 ペースメーカーの刻むラップが安定せず、10~15キロは想定より約20秒も速くなった。ただ、自重するという選択肢は微(み)塵(じん)もなく「どんなペースになっても、ついていく」と強気一辺倒。25キロ過ぎにトップに躍り出ると、2番手の吉田を引き離して独り旅に。35キロ付近で地力に勝る重友の猛追に飲み込まれたが、「一人で逃げる展開は初めて。あれが精いっぱい。力不足です」と潔かった。

 「私にはマラソンしかない」と言い切る。小学生の時、50メートル走はクラスでビリから数えて2番目だった。5000メートルは16分を切るのがやっと。トラックで勝負にならないのは百も承知だ。「距離が長くなればなるほどチャンスが回ってくる。足が遅くても、マラソンならできるということをいつか証明したい」。そこに生きる道がある。

 自己記録を塗り替え、満足感と悔しさが同居する2位。世界選手権の切符に届くかどうかは、名古屋の結果次第になる。「ロンドンで走りたいけど、静かに待ちます。作り直して、強くならないといけない」。やるべきことは自覚している。(細井伸彦)

 出場選手の順位や記録は公式サイトで

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