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上告中の藤井・前美濃加茂市長(32)が再選確実 刑事被告人のまま続投へ 5月にまた選挙

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上告中の藤井・前美濃加茂市長(32)が再選確実 刑事被告人のまま続投へ 5月にまた選挙

 美濃加茂市長選で再選を確実にした藤井浩人氏  美濃加茂市長選で再選を確実にした藤井浩人氏

 事前収賄などの罪に問われ、2審で逆転有罪判決を受けて上告中の岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長(32)の辞職に伴う出直し市長選は29日投開票され、無所属で出馬した藤井氏が市民団体代表で無所属新人の鈴木勲氏(72)を破り、再選を確実にした。藤井氏は刑事被告人のまま続投し任期は、辞職前と同じ6月1日まで。5月に任期満了に伴う市長選が行われる見通し。

 藤井氏は事前収賄などの罪で平成26年に逮捕、起訴された。1審の名古屋地裁では無罪判決だったが、昨年11月、2審の名古屋高裁で有罪判決を受け、同年12月、「裁判を抱えながら市政を担うことの是非を問いたい」と辞職した。

 法廷闘争をしながら市長を続ける是非が争点となった異例の選挙戦だったが、藤井氏は自民や民進の国会議員、市議らに支えられ、「収賄は無罪」と訴えながら票をまとめた。鈴木氏は「選挙に裁判を持ち込んだ」「選挙の私物化だ」などと批判を展開したが、出馬表明が今月11日と出遅れたことも影響して声は届かなかった。

 藤井氏の在職中に有罪判決が確定すれば、藤井氏は失職。再度、市長選となるが、藤井氏は立候補できない。

 藤井氏は平成22年の美濃加茂市議選でトップ当選、25年6月の市長選で女性候補を接戦の末に破り、当時28歳10か月の全国最年少市長となった。

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