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【大阪国際女子マラソン】「思い反映したレースしてくれた」ネガティブスプリット強化方針の日本陸連

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【大阪国際女子マラソン】
「思い反映したレースしてくれた」ネガティブスプリット強化方針の日本陸連

 前半より後半のタイムを重要視する「ネガティブスプリット」の強化方針を日本陸連が打ち出してから初の選考会。ペースメーカー(PM)の中間点通過が1時間11分46秒だったのに対し、重友は1時間12分10秒。少し距離を置いたことが後半の強さにつながり、尾県貢(みつぎ)専務理事は「われわれの思いを反映したレースをしてくれた」と評した。

 ただ、瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「不満な点もある。ずっと先頭集団にいても勝てるレースをしてほしい」と注文もつけた。PMは最初の5キロは17分21秒だったが、10キロから15キロは16分47秒までペースが上がるなど変動が激しかったが、世界のレースではよくあること。中間点までPMについていった加藤ら3人が後半に失速したことは、現在の日本女子の実力を象徴している。

 ネガティブスプリットの方針を先導した山下佐知子・強化コーチは「(重友の)こういう走りが安定してできれば(世界で)入賞ラインにはいく。ただ、目指したいのはメダル。それは本当に地力をつけないといけない」と強調する。レースを積み重ねながら、後半が重要であることの意識付けを現場とも共有していくことが重要になる。(丸山和郎)

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