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【大阪国際女子マラソン注目ランナー(5)】ノーリツ・堀江美里(29)世界へ飛翔「マラソン選手と胸張れるタイム出す」

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【大阪国際女子マラソン注目ランナー(5)】
ノーリツ・堀江美里(29)世界へ飛翔「マラソン選手と胸張れるタイム出す」

練習前に柔軟体操をする堀江美里 練習前に柔軟体操をする堀江美里

 すらりとした長身ランナーは力強く言う。「日本人トップになりたい。狙っています」。前回は終盤の粘りがさえて2位。「想像もしていなかった。すごい幸運でした」と、さらりと振り返るところに力の秘密がある。

 日常生活に不安を抱くほど、満身創痍(そうい)で迎えたレースだった。臀部や座骨などに痛みが襲ったが、「自分がゴールすることだけ考えて走った」。大会の直前に40キロ走を4回もこなす驚異的な追い込みも「それしかできなかった」という。先頭集団に置いていかれても必死に前へ進んだ。

 ハーフを過ぎ、自己ベストとほぼ同じペース。「もう一回、スタートや」とイーブンペースで押していき、福士加代子(ワコール)が引っ張る高速レースに対応できなかった他の選手たちを次々抜いていった。2位という順位は我慢のたまものだった。

 昨年7月のゴールドコースト・マラソンでは、自身初の優勝も果たした。38キロ過ぎからスパートを掛け、自己ベスト(2時間26分40秒)も記録。先頭で流れに乗って走る自信がついた。

あこがれの小崎まりと一緒のレース

 2回目の大阪国際は、これまでの42・195キロとは違った景色になる。左足首捻挫で前回大会の出場を回避したノーリツの先輩、小崎まりと初めて走るからだ。

 子供の頃からあこがれ、中学1年生のときにプールで初めて出合ってサインをしてもらった。水泳から陸上中心に転換するきっかけになった「お姉さんのような存在」。ともに走るのは心強くもあるが、怖くもある。「私の全部を知られているので」と笑う。

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