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「覚えのないサイトの料金請求ではありませんか」…急増の「電子マネー詐欺」コンビニ全店にチェックシート配布へ 兵庫県警

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「覚えのないサイトの料金請求ではありませんか」…急増の「電子マネー詐欺」コンビニ全店にチェックシート配布へ 兵庫県警

被害者役にチェックシートを使って注意を呼びかけるコンビニ店員=神戸市中央区 被害者役にチェックシートを使って注意を呼びかけるコンビニ店員=神戸市中央区

 被害者に現金を振り込ませる手口が多かった特殊詐欺で、電子マネーをだまし取られる被害が兵庫県内で増加している。昨年1年間に兵庫県警が認知した特殊詐欺被害425件のうち、電子マネー被害は66件。被害者はプリペイド型の電子マネーをコンビニエンスストアで購入しており、県警は被害防止のためにコンビニで店員が活用するチェックシートを配布し、水際での対策を強化している。

 県警によると、電子マネーの被害は平成26年に初めて3件が確認された。27年には詐欺被害全体(375件)の7・7%(29件)だったが、昨年は全体の15・5%にまで増え、被害額は約3026万円に上った。電子マネーは購入後のIDを入力することで使用でき、「匿名性が高く、現金化することも可能」(県警)。被害は、有料サイトの利用料を架空請求する手口に集中しているという。

 被害急増を受け、県警は県内のコンビニ約2千店を対象に、電子マネーを購入しようとする利用者に声かけをするためのチェックシートの配布を開始。20日には、神戸市中央区のコンビニで、店員による対応訓練を行った。

 訓練では、被害者役の警察官が店内の端末で発行したレシートを持ってレジへ。店員は「電子マネー・ギフト券の番号教えてという話は詐欺」と書かれたシートを見せながら、「使った覚えのないサイトなどの料金請求ではありませんか」などと話しかけ、心当たりのある被害者役に、県警に相談することをすすめていた。

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