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【大阪国際女子マラソン注目ランナー(4)】天満屋・重友梨佐(29)日本女子のエースが5年ぶりの花咲かせられるか

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【大阪国際女子マラソン注目ランナー(4)】
天満屋・重友梨佐(29)日本女子のエースが5年ぶりの花咲かせられるか

大阪国際女子マラソンの活躍に期待がかかる重友梨佐(宮沢宗士郎撮影) 大阪国際女子マラソンの活躍に期待がかかる重友梨佐(宮沢宗士郎撮影)

 つかみかけた「納得の走り」を目指し、もがいている。昨年は福士加代子(ワコール)に引き離され、五輪切符を逃した。「納得のいく走りをしたい。まだやれてないし、まだできるんだ、と思っています」。2012年の女王が、30歳を迎える今年こその決意で復活を期す。

リオ五輪を逃した雪辱はらす

 5位に終わった前回は「自分がまだまだ弱いということ」とすぐに気持ちは切り替えられた。だが、右足かかとに不安を抱え、とくに夏場はほとんど走れずじまいだった。患部の状態とつきあいながら、秋から急ピッチで練習を積んできた。

 「いいときの感覚は体の中に残っている」からこそ、自分の走りに忸怩(じくじ)たる思いがある。15年の世界選手権(中国・北京)では14位と結果はついてこなかったが、「納得の走り」をに近づいていたという。「軽さもあるのにしっかり地面を蹴って進んでいる感覚」。今は地面を蹴る部分に物足りなさを感じている。

 違いについては「そこが分かれば苦労しない」と苦笑いする。復活に向けての一つのポイントは一時期、弱まっていた体幹の強化。それに、ロンドン五輪と世界選手権を戦った経験。「そういう部分でカバーできるように」と前を向く。

 天満屋の後輩の頑張りも、自らが走り続けるモチベーションになっている。昨年3月の名古屋ウィメンズで小原怜が快走し、1秒差の日本人2位で五輪出場こそならなかったが「自分にとってもすごい刺激になった」。まだまだ負けてはいられない。

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