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【大阪国際女子マラソン注目ランナー(2)】大塚製薬・伊藤舞「まだ強くなる、成長できる」 リオのリベンジ誓う

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【大阪国際女子マラソン注目ランナー(2)】
大塚製薬・伊藤舞「まだ強くなる、成長できる」 リオのリベンジ誓う

実業団女子の合宿で徳之島を走る伊藤舞 実業団女子の合宿で徳之島を走る伊藤舞

 昨夏のリオデジャネイロ五輪では46位と苦汁をなめた。「このまま終われない。自分はまだ強くなる。成長できる」。自分を信じる32歳の表情は明るい。

 リオまでの調整は「気持ちと体がかみ合っている、いい感覚があった」。だが、レースの2週間前に異変が襲った。右足に突如、痛みを覚え、走れなくなった。後に判明したのは、右足第4中足骨の疲労骨折。棄権も頭をよぎったが、「簡単にあきらめられなかった…」。

 トレーナーらと懸命に回復に努め、スタートラインに立てたこと自体が奇跡だったが、レースでは海外勢のペース変化にも翻弄(ほんろう)された。それでも「できることは全部やった。悔しいけれど、後悔はない」と言い切れる。

 五輪後の気持ちの切り替えは早かった。「マラソンで勝ちたいなって。今の感覚でどれだけ走れるのか試したい」。リオ前の状態には絶対的な自信を持つ。それを再現するための舞台に2度目の大阪国際を選んだ。

13度目のマラソン

 マラソンは今回の大阪国際で13度目となり、心境にも変化が現れてきた。これまでは体の状態を度外視してでも練習量を積むことに力を注いできたが、「練習ができていても、気持ちが疲れていたらマラソンは走れない」と自らのコントロールを心がける。大塚製薬の河野匡監督も「マラソンを自分のものにしつつある」と信頼を置く。

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