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【愛媛「正論」懇話会】対トランプでも「日米間の意思疎通をしっかりと」と森本敏氏

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【愛媛「正論」懇話会】
対トランプでも「日米間の意思疎通をしっかりと」と森本敏氏

「トランプ政権下における日米関係とアジア」の演題に講演する森本敏氏=松山市 「トランプ政権下における日米関係とアジア」の演題に講演する森本敏氏=松山市

 愛媛「正論」懇話会の第48回講演会が20日、松山市の全日空ホテルで開かれ、元防衛相で拓殖大学総長の森本敏氏が「トランプ政権下における日米関係とアジア」の演題で講演した。

 森本氏は、米国のトランプ大統領誕生の背景について、「国際的なリーダーシップを取り戻し、経済的にも軍事的にも力を押し上げていこうという米国の国民感情がトランプ氏を押し上げた」と分析。今後は「米国だけが国際社会の平和と安全のために犠牲を払うのではなく、同盟国も米国とともに対応する態度を求めてくるだろう」と予想した。

 その上で日本の対応として、「単に防衛費を増やすのではなく、防衛努力をして、米国がこの地域では足りない部分を補う。また高い水準のドローン技術を提供して無人機を共同開発するなど、これからの日米協議のプロセスの中で、どういうアプローチがあるかを、考えていかなければならない」と述べた。

 また、「ビジネスライクで大国しか相手にしないというトランプ氏の性格から、中国と密室で、大きな取引をされると、日本の対中政策が根底から狂う恐れがある」と指摘し、「日米間で意思疎通をしっかり図ることが肝心だ」と訴えた。

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