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【パーマ大佐「森のくまさん」差し止め請求】替え歌、パロディー…どこまでOK? 歌手vs作詞家トラブルも

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【パーマ大佐「森のくまさん」差し止め請求】
替え歌、パロディー…どこまでOK? 歌手vs作詞家トラブルも

 パーマ大佐による「森のくまさん」の替え歌が収録されたCD  パーマ大佐による「森のくまさん」の替え歌が収録されたCD

 著名な楽曲の替え歌は、法的にどこまで許されるのか。芸人・パーマ大佐さんが替え歌をつくった童謡「森のくまさん」をめぐって、作詞者の馬場祥弘さん側が主張しているのは、著作権法20条で定められた「同一性保持権」の侵害だ。

■替え歌“パロディー大御所”嘉門達夫さんの分析は…

 著作者の意に反する「変更、切除、その他の改変を受けない」権利のことで、知的財産制度に詳しい大阪工業大大学院の大塚理彦教授は、作品に込めた意図や情感など「作者の『気持ち』を守るための規定だ」と解説する。

 同一性保持権は作品をつくったその人自身に属し、他人に譲渡できない。このため、どんな替え歌であろうと販売するには作曲者と作詞者の許諾が絶対条件という。「森のくまさん」の場合、古い米国民謡で作曲者は不明とされ、馬場さんのみが許諾の対象となる。

 同一性保持権をめぐっては、ほかにも歌手と作詞家の間で騒動が起きている。

 過去のNHK紅白歌合戦で歌手の森進一さんが代表曲「おふくろさん」に語りふうの歌詞をつけて歌ったことに作詞家が激怒、JASRACに同一性保持権の侵害を通知した。

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