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【田淵幸一物語(11)】掛布雅之が肌身離さず持っていた“守りバット” 田淵からのプレゼント

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【田淵幸一物語(11)】
掛布雅之が肌身離さず持っていた“守りバット” 田淵からのプレゼント

安紀子夫人手作りのケースに入れ“守りバット”を持ち歩いた掛布 安紀子夫人手作りのケースに入れ“守りバット”を持ち歩いた掛布

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 掛布雅之には現役時代、肌身離さず持っていた“守りバット”があった。遠征の際、1軍選手の野球道具は運搬車が運ぶのだが、このバットだけは自分で持って運んだ。

 「いつでもどこでも、バットが振れるように。グリップを握るだけでも練習になる」

 若い頃はバットケースに入れ、結婚してからは安紀子夫人手作りの布製のケースに入れて持ち歩いた。それはまさに武士の“守り刀”ようでもあった。

入団1年目の忘れえぬ思い出

 実はこのバットこそ入団1年目に田淵からもらった“伝説のバット”だった。

 昭和49年、ルーキー年のある日、田淵から自宅での食事に誘われた。しかもたった一人で。兵庫県芦屋市の田淵のマンションの前に立った掛布は思わず身震いしたという。合宿所「虎風荘」住まいの掛布にとってまるで「御殿」。1階の駐車場には真っ白なキャデラックが止まっていた。

 「いつかボクもこんな家に住みたい。車に乗りたいって本当にそう思った。いま、考えれば田淵さんがボクに“頑張ればこんな生活ができるんだぞ”と教えるために、食事に誘ってくれたんだと思う。田淵さんてそういう優しい人だから」

 食事が終わり、掛布は「バットルーム」へ誘われた。そこには憧れのバットが何十本も並んでいた。

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