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【野球三昧】阪神に願い事…それは掛布「GM」の誕生

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【野球三昧】
阪神に願い事…それは掛布「GM」の誕生

2014年当時の中村勝広GMと話す掛布雅之DC=高知県・安芸市営球場(撮影・彦野公太朗) 2014年当時の中村勝広GMと話す掛布雅之DC=高知県・安芸市営球場(撮影・彦野公太朗)

 ある日、談話を取ろうと記者たちが落合GMに質問をぶつけた。だが、完全に無視して「どっこらしょ」と車に乗り込んでしまう。しかたなく「落合GMは無言で去った」と書く。すると翌日、書いた記者がGMに呼ばれ「無言じゃないだろう。オレは『どっこらしょ』と言った」と叱責された。これでは信頼関係が生まれるはずもなかった。

 阪神の四藤社長も高野栄一本部長も有能な経営者である。球団に夢を持ち懸命に努力している。掛布氏が2人に唯一足りない「玄人」の視点から支えることができれば、さらに球団は強くなる。

 いつか後継者として-それが、掛布氏の球団復帰を本社へ懸命に推した亡き中村GMの“願い”だったのではないだろうか。そして私のことしの「初夢」でもある。

(田所龍一)

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