産経WEST

三重銀と第三銀が統合交渉 平成29年度中、総資産4兆円

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


三重銀と第三銀が統合交渉 平成29年度中、総資産4兆円

 三重県を地盤とする三重銀行と第三銀行が経営統合に向けた交渉に入ったことが5日、分かった。平成28年度内にも合意し、29年度中の統合を目指す。総資産は合算で4兆円程度となり、規模拡大と経営合理化で生き残りを図る。

 人口減少が進む中、日銀の金融緩和によって低金利が長期化し、経営環境は厳しさを増している。金融庁は地域活性化に向け、顧客の利益を最優先した業務運営や持続可能な事業モデルへの転換を促しており、資本の余力に乏しい地方銀行を中心に再編の動きが加速する可能性もある。

 三重銀の種橋潤治会長は5日、三重県四日市市内で記者団に対し「さまざまな案を検討する中で、第三銀との統合も一つの案だ」と述べた。第三銀は「さまざまな検討を行っているが、決定した事実はない」とのコメントを発表した。

 持ち株会社を設立して両行が傘下に入る形式のほか、合併も選択肢として検討しているもようだ。両行の総資産は28年9月末時点の単純合算で3兆9663億円となり、県内最大手の百五銀行の5兆3822億円に対抗する規模となる。

続きを読む

「産経WEST」のランキング