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仁坂吉伸・和歌山県知事に聞く 地域発展のチャンス…2017年「テイクオフ」目指す

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仁坂吉伸・和歌山県知事に聞く 地域発展のチャンス…2017年「テイクオフ」目指す

和歌山県の仁坂知事 和歌山県の仁坂知事

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に、近年新たに特定された参詣道が追加登録され、「世界津波の日」が初年を迎えるなど、昨年は県にとって実りの多い年となった。今年は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の県内誘致に向けた対応などが課題となりそうだが、県はどう動いていくのか。仁坂吉伸知事が産経新聞などの取材に応じ、思いを語った。(永原慎吾)

 --昨年はどのような1年だったか

 道路関係や関西国際空港の利便性など、インフラ面の整備が進み、和歌山は「テイクオフ」に向かっていると思う。都会への一極集中が行き詰まり、地方の自然や生活、子育て環境が見直されるようになってきた。和歌山にとって、これからは地域発展のチャンスだ。

 策定中の新長期総合計画でも議論をしているが、新年は人口の自然増を実現するために子育てや教育環境の向上を目指していきたい。また、足元の安定のために防災や治安対策もきちんとやっていく。

 --昨年は世界遺産の追加登録を実現することができた

 観光という観点からもアピール度が高まってくる。これに乗じて和歌山を売り出していくために、観光客になぜこの場所が世界遺産なのかということを理解してもらうための整備や工夫も必要だ。

津波防災の聖地に

 --「世界津波の日」も初年を迎えた

 世界中で和歌山、あるいは広川町が津波防災の「聖地」になったということだ。その和歌山でお粗末な防災対策をするわけにはいかない。県の施策も重要だが、県民の協力も大切になってくる。「世界津波の日」の制定は、県民全体で防災に取り組んでいくというきっかけになるのではないか。

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