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【衝撃事件の核心】えっ!信号無視の反則切符拒否で現行犯逮捕 紆余曲折経て異例の裁判打ち切り…男性が抵抗したワケ

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【衝撃事件の核心】
えっ!信号無視の反則切符拒否で現行犯逮捕 紆余曲折経て異例の裁判打ち切り…男性が抵抗したワケ

 さらに判決の批判の矛先は、検察にも向けられた。書面の受領拒否での起訴は「酷だ」というのだ。

 検察側は「後になって反則切符の利用を希望したからといってそれに応じていれば手続きの混乱を来す」と訴えた。判決も「一般論としては検察官の言う通りだ」としながらも「警官の不誠実な対応が原因の特殊例外的な場合まで理を貫くことが、制度の安定的な運用に資するものとは思えない」とし、検察官は頭が固いと言わんばかりだった。

「交通ルール守る」男性の誓い

 検察官の刑事処分について「信義に反し無効だ」と公訴棄却とした高裁判決が認定したように、警察が車載カメラの存在を否定し続けたとすれば、不誠実のそしりは免れない。

 ただ捜査関係者によると、交通違反者に車載カメラの映像を見せるような運用はどこもしていないという。人情味あふれる高裁判決が突きつけたものは、警察サイドからすれば、かなり困難かつナイーブなものだ。

 確かに、常に違反者に車載カメラを確認させ、納得してもらわなければならないとすれば、それは簡易迅速な処理を目指す通告制度の趣旨とは異なる気もする。ともあれ、男性のように受領拒否で逮捕まで至るケースはそれほど多くないというが…。

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