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スーパーから「特売日」がなくなる!? 「毎日低価格」で新機軸

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スーパーから「特売日」がなくなる!? 「毎日低価格」で新機軸

長期間にわたり手ごろな価格で販売する「安い値!」を展開するダイエー東三国店=大阪市淀川区 長期間にわたり手ごろな価格で販売する「安い値!」を展開するダイエー東三国店=大阪市淀川区

 関西発祥のダイエーが特売日の「木曜の市」をとりやめるなど、スーパーマーケットの定番だった特売日が減りつつある。共働きの増加などライフスタイルの変化に加え、人手不足で特売の日に店員を集めることも難しくなってきたためだ。スーパー各社は、「EDLP(毎日低価格)」と呼ばれる長期間の低価格戦略に軸足を移している。

 ダイエーの近畿地区では昨年9月から木曜の市をとりやめた。代わりに強化したのが、食料品や日用品を3カ月間、一定の低価格で販売する「安い値!」だ。

 大阪市淀川区のダイエー東三国店。11月に改装した店内には、食パンや牛乳などの棚に「安い値!」のポップを掲げる。菓子パンを手にした高齢女性は「よく買う物だから、この価格はありがたい」と喜んだ。ネットスーパーでも95円くらいする所もある菓子パンが84円で販売されていた。

 ダイエーの鈴木大祐・近畿営業企画部長は「木曜の市をとりやめ、利益率が改善した」と話す。全国の既存店ベースで、平成28年3~8月期の粗利は前年同期から0.8%回復。チラシ費用が抑えられ、特別に安い商品を用意する必要がなくなったためだ。

 スーパーの中では、西友が特売からEDLPに大きく舵を切った。20年、親会社となった米ウォルマート・ストアーズの低価格路線を促進。昨年3月から、生活必需品約200品目の価格を半年間、安価に固定する「プライスロック」でその路線を前面に出す。

 関西圏のスーパーにもEDLP強化の流れが現れている。ライフコーポレーションは今年3月、「毎日スペシャル」と名付けた対象商品を増強した。

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