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鳥の疫病で国が傾く…韓国「食」の安全も危険水域 特権階級は「和風すき焼」に舌鼓

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鳥の疫病で国が傾く…韓国「食」の安全も危険水域 特権階級は「和風すき焼」に舌鼓

ソウル市内のスーパーの卵売り場。鳥インフルの影響で品切れの恐れがあるとの張り紙がある=20日(ロイター) ソウル市内のスーパーの卵売り場。鳥インフルの影響で品切れの恐れがあるとの張り紙がある=20日(ロイター)

 鳥インフルの猛威が韓国を襲っているが、過去最悪の被害となった理由のひとつに鳥インフル発生後も生きた地鶏の流通を認めるという信じがたい措置があった。韓国では脱サラした人がフライドチキン店を始めることが多い「鶏消費大国」だけに、食の安全への疑問が吹き出している。

流通再開

 朝鮮日報(電子版)によると、韓国の農林畜産食品部は11月16日に鳥インフルエンザの発生を知り、19日には生きた鶏の流通を禁じたが、地鶏を飼育する農家が猛反対した。韓国では飼育している700万羽の地鶏の約3割を生きたまま流通させていたからだ。そこで飼育農家を代表する地鶏協会が「消毒を強化し、流通状況をすべて記録する」という計画を提出。これを受けた農林畜産食品部は12月15日、生きた鶏の出荷を再開した。結局は17日に再び禁止措置を取るのだが、鳥インフルの拡大中に流通を再開させるという信じがたい行政措置に韓国マスコミは怒りをあらわにしている。

 ほかにも一部自治体では郡庁に対策本部を立ち上げたとしながら、実際は書類上だけのもので活動実態がない▽人手不足を理由に消毒場を閉鎖▽消毒場での消毒を夜間は行わず、担当者はサボって夜食を取っていた-など、ずさんな管理体制が明らかになった。

 結局、24日時点で鶏の殺処分数は1700万羽と全体の4分の1に到達。実は、この鶏減少は韓国の経済に深刻な打撃を与えかねないのだ。

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