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【安倍首相真珠湾訪問】零戦で戦死、飯田中佐の記念碑慰霊 「喜んでいる」遺族、感慨深く

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【安倍首相真珠湾訪問】
零戦で戦死、飯田中佐の記念碑慰霊 「喜んでいる」遺族、感慨深く

在りし日の「飯田資料室」の写真を眺める義昭さん、喜久代さん夫妻=27日、山口県周南市(大森貴弘撮影) 在りし日の「飯田資料室」の写真を眺める義昭さん、喜久代さん夫妻=27日、山口県周南市(大森貴弘撮影)

 米ハワイ・ホノルルを訪問中の安倍晋三首相は27日(現地時間26日)、現地にある複数の慰霊施設を訪れては献花を行い、黙祷(もくとう)をささげた。そのうちの一つ、真珠湾攻撃で戦死した飯田房太(ふさた)中佐の記念碑は、銃火を交えた米軍側が、その勇気と献身的な姿勢をたたえて建立したものだ。日米和解の象徴的な存在である慰霊碑への首相訪問。遺族らは、その姿を感慨深く見守った。(大森貴弘、市岡豊大)

 「安倍首相には本当に感謝しかない。『ふーちゃん』はもちろん、あの戦争で亡くなった全ての人が喜んでいるような気がします」

 飯田中佐のいとこ、義昭さん(88)=山口県周南市=はこの日、妻、喜久代さん(87)とともに安倍首相のハワイ訪問を伝えるテレビのニュースを食い入るように見つめ、こうつぶやいた。

 昭和16年12月8日、零式艦上戦闘機の搭乗員だった飯田中佐は、空母「蒼龍」から出撃し真珠湾攻撃に参加。米基地を攻撃中に燃料タンクに被弾し、帰投できないとして基地の格納庫めがけ突っ込み戦死した。享年28。攻撃参加時は大尉だったが、戦死後に2階級特進し中佐となった。米海軍も軍人として最後まで向かってきた飯田中佐をたたえ、遺体を基地内に埋葬。46年には記念碑を建立し、今も海兵隊が維持・管理している。

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