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【昭和クルマ列伝】和製デロリアン「ピアッツァ」 ジウジアーロも驚く デザインを破壊するモノ

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【昭和クルマ列伝】
和製デロリアン「ピアッツァ」 ジウジアーロも驚く デザインを破壊するモノ

いすゞ「ピアッツァ」 いすゞ「ピアッツァ」

無骨なミラーが…

 「何か変だな」。発表されたピアッツァを見たファンは一様に違和感を覚えた。

 ボンネット上に突き出した2本のフェンダーミラーがイタリアデザインをまとったピアッツァにはまったく不似合いだった。当時はドアミラーが認められておらず、法令で義務付けられた無骨な「保安部品」を一番目立つ場所に取り付けなくてはならなかった。

 「私の美しいデザインが台無しだ」と、ジウジアーロが嘆いたかは不明だが、せめて統一感を持たせようと、自らフェンダーミラーをデザインしたという。

ソアラやスカイラインも

 「セリカXX」や「ソアラ」、「スカイライン」など、同時期には洗練されたデザインのクルマが相次いで発表されていたが、ドアミラーだったら、もっとスタイリッシュに見えたはずだ。

 メーカーやユーザーの声に押され、運輸省がドアミラーを解禁したのは83年3月。ピアッツァもすぐに“異物”であるフェンダーミラーを捨て、ようやく「117クーペ」の後継として、ジウジアーロが描いた未来風スタイルを完成させる。

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