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養子縁組ネットでマッチング、実親が養父母の収入情報見て選択…育児適性見極めに懸念 大阪のNPO

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養子縁組ネットでマッチング、実親が養父母の収入情報見て選択…育児適性見極めに懸念 大阪のNPO

 特別養子縁組の斡旋(あっせん)を手がける大阪市のNPO法人が、インターネットサイト上に養親希望者の年収や職業を掲載し、その情報を見た実の親が子供を託す相手を選ぶ会員制マッチングシステムの運用を始めた。同団体によると、こうしたシステムは全国初で、仲介手続きを簡略化することで養子縁組の成立件数を増やすと意義を説明するが、専門家は養親希望者と面談をする前にサイトで紹介する点を問題視。「育児能力の見極めが不十分」などと批判しており、こうした手法の是非について議論を呼びそうだ。

 サービスを始めたのは「インターネット赤ちゃんポスト」というサイトを運営するNPO法人「全国おやこ福祉支援センター」(大阪市浪速区)。平成26年に特別養子縁組の斡旋事業を始め、大阪市に第2種社会福祉事業として届け出ている。今年9月、「赤ちゃんマッチング コウノトリ」と題した会員制サイトを新たに開設した。

2週間で赤ちゃんを譲り受けたケースも

 養親になりたいと希望する人は月額3千円を払えば誰でも会員登録できる。その際、同団体側が面談などで審査することはない。サイトでは実名は伏せて年齢や職業、居住地、年収、資産、育児支援者の有無を入力すると点数化され、スコア順に表示される。

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