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JR九州社長、長崎新幹線「フル規格」要請を示唆…軌道可変タイプは「お受けできない」

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JR九州社長、長崎新幹線「フル規格」要請を示唆…軌道可変タイプは「お受けできない」

記者会見に臨むJR九州の青柳俊彦社長 記者会見に臨むJR九州の青柳俊彦社長

 JR九州の青柳俊彦社長は記者会見で、九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)で導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発遅れについて、「安全性など運行事業者としてお受けできる状況ではない」と述べた。めどが立たなければ、FGT導入を見送り、鹿児島ルートと同じ全線フル規格化を求める姿勢を示した。(村上智博)

■当事者が…いきなり“核心”突いた

 長崎ルートには、レール幅が異なる在来線と新幹線の区間があり、FGTで走る計画になっていた。

 ところがFGTの開発が遅れた。国土交通省など6者は今年3月、在来線と新幹線を対面ホームで乗り継ぐリレー方式で平成34(2022)年度に暫定開業することで合意した。国交省は37年度にFGTによる全面開業を目指す。

 だが、開発はさらに難航した。国交省は11月、FGTの耐久走行試験の再開をさらに延期すると決めた。現段階で、FGT開発のめどは立っていない。

 青柳氏は記者会見で「これまで(耐久性などの向上に)かけてきた対策が不十分なら、FGTの開発はかなり先に延びる。それは適切ではない。安全性についても十分確認できるレベルではない」と懸念を示した。

「適切でない。国はFGTに代わる…」

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