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【第44回産経適塾 詳報(1)】グローバル化に対応、インバウンドはモノから日本文化へ…座右の銘は「有言実行」 山中諄・南海電鉄会長

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【第44回産経適塾 詳報(1)】
グローバル化に対応、インバウンドはモノから日本文化へ…座右の銘は「有言実行」 山中諄・南海電鉄会長

山中諄・南海電鉄会長  山中諄・南海電鉄会長 

 そして現在、平成30年9月の完成を目指し、難波駅直結のオフィスビル「新南海会館ビル(仮称)」を建設しています。難波のさらなる魅力向上のため、インバウンド対応や先進・予防医療など多様なニーズに対応できる複合ビルとするべく鋭意プロジェクトを推進しています。

ポテンシャルが大きい関西の観光産業

 さて、日本を訪れるインバウンド旅客は、政府のキャンペーンやLCC増加などの追い風もあって、年間2千万人を超えました。この状況は一朝一夕で実現できたものではなく、地道な努力を積み重ねてきた成果です。

 インバウンド旅客のリピーターも増えてきましたが、その関心はショッピングから日本文化の体験などに向きつつあります。そうなると、都心から郊外への誘導という取り組みも必要です。海外の方が郊外に足を運べば、日本の新たな魅力を再発見していただけると思います。しっかりとおもてなしすることでその期待に応えることが必要です。

 観光地という観点から見たとき、関西のポテンシャルは非常に大きいと思います。歴史・文化に加え、食、ショッピング、先進医療、先端技術など多様な観光資源が集中しています。アジアからは首都圏より飛行機で1時間近いのも大きな魅力であり、関西の魅力は今後も増幅されていくと思います。

 また、関西の活性化のため、留学生受け入れを積極的に進めることも必要だと思います。政府も留学生30万人計画を推進しており、関西は留学生の受け入れ強化を通じて地域の活性化を推進するべきです。企業が留学生の雇用を重視する姿勢を打ち出すことは、日本のファンを増やす上でも効果があることでしょう。

 関西経済の持続的な発展のための重要なテーマが、統合型リゾート(IR)の誘致です。カジノに反対する声もありますが、IRの中でカジノは一部でしかなく、大規模な会議場や劇場、ホテルといった様々な施設で構成されるものです。 

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