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【世界ミニナビ】激震の韓国、珍島犬の恨みか…平昌五輪トップ「突然交代」の理由

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激震の韓国、珍島犬の恨みか…平昌五輪トップ「突然交代」の理由

珍島犬を抱く韓国の朴槿恵大統領=2013年、ソウル(聯合=共同) 珍島犬を抱く韓国の朴槿恵大統領=2013年、ソウル(聯合=共同)

 韓国で韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が、今年5月に平昌冬季五輪の大会組織委員会会長を辞任した理由が改めてクローズアップされている。国政介入事件で起訴された女性実業家の崔順実(チェ・スンシル)被告の息のかかった企業の五輪施設工事への参入に反対し、その後の突然の交代は、政府圧力による更迭といわれている。加えて、五輪の大会マスコットのモデルに朴槿恵(パク・クネ)大統領の望んだとされる珍島犬が採用されなかったため、不興を買ったとの報道も出ているのだ。

実力者に憎まれ

 「90%は合っている」

 韓国の中央日報(日本語電子版)の社説によると、趙氏は政府の圧力で組織委員会会長から退いたとする報道について、こう述べ、辞任ではなく更迭だったことを事実上認めたという。

 聯合ニュース(同)によると、今年3~4月ごろに青瓦台(大統領府)教育文化首席室から、文化体育観光部幹部にスイス企業を平昌五輪の施設工事事業者として検討するよう指示があり、組織委に伝えられた。このスイス企業は、崔被告が所有しているとされる企業と業務契約を結んでいたという。ところが趙氏は契約締結は不適切と意見を出し、スイス企業は事業者に選定されなかった。そして5月に組織委の会長が突然交代となった。

 前出の中央日報(同)は社説では、趙氏は崔被告が主導したミル財団に10億ウォン(約1億円)しか出さず、Kスポーツ財団への寄付を拒否したため、政界の実力者に憎まれて解任されたという疑惑が事実として表面化したと指摘した。

犬食文化でマスコットだめ

 さらに、韓国の京郷新聞は、趙氏は4月、朴氏が大統領府で飼う珍島犬を平昌五輪の大会マスコットにするよう国際オリンピック委員会(IOC)に直談判するためスイスに自家用機で出張したが、拒否されたと報じた。

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