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政治活動チラシ印刷を野菜直売所に発注、政活費で代金42万円受給 大阪・阪南市議を詐欺罪で告発

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政治活動チラシ印刷を野菜直売所に発注、政活費で代金42万円受給 大阪・阪南市議を詐欺罪で告発

 店長兼社長の男性は木村市議と10年来の知人といい、当初の取材には「印刷業者に外注した」と話したが、その後説明を一転。木村市議が経営し、男性も役員を務める衣料品販売会社にあった輪転機で「私自身が印刷した」とし、「市議に迷惑をかけないため嘘をついた」と説明した。

 木村市議は「衣料品販売会社には輪転機があったが、従業員が1人しかおらず、自分でやるにも手間がかかるので男性に印刷してもらった。収支報告書にある通り、印刷して配ったのは間違いない」と話した。

 こうした経緯をめぐって同市の住民は2日、チラシの発注先に印刷業の実態がないとして、木村市議を詐欺罪で大阪府警に刑事告発した。

疑惑すでに2人、相次ぐ発覚

 政活費の不正は全国の地方議会で相次いでいる。富山市議会では領収書の金額水増しなどで13人が辞職する異例の事態となった。大阪府阪南市議会でも今秋以降、木村正雄市議以外の2人の不正疑惑が発覚している。

 阪南市議会では9月、庄司和雄市議(51)が市議会へ提出した政活費の領収書をめぐり、同じコピーを使い回していた疑惑が浮上。見本栄次市議(64)も妻同伴で出かけた視察旅行で、2人分の宿泊費を計上していたことも発覚した。

 住民らは9~10月、両市議が政活費を不正受給した疑いがあるとして、詐欺罪などで2人を大阪府警に刑事告発している。

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