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能あるタカで害鳥追い払え! ふん害・ゴミあさりのトラブル解決…日本の伝統文化を新ビジネスに

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能あるタカで害鳥追い払え! ふん害・ゴミあさりのトラブル解決…日本の伝統文化を新ビジネスに

鷹匠の田中和博さんとハリスホークの「慶」=大阪府富田林市の金剛団地 鷹匠の田中和博さんとハリスホークの「慶」=大阪府富田林市の金剛団地

 当初はタカの数も3、4羽程度で実績もなかったため、仕事がなかった。だが、口コミや新聞報道などの効果もあって依頼は次第に増加し、現在では14羽のタカと「諏訪流」を含む5人の鷹匠を抱えるまでになった。依頼は近畿圏だけにとどまらず、埼玉や千葉、福岡までおよび、平均して1人の鷹匠が1日2カ所の現場を回っている。

 現場は倉庫や工場などが多いが、現在取り組んでいるのが、都市再生機構(UR)が管理する大阪府富田林市の「金剛団地」での駆除作業だ。同団地は賃貸の最も古い建物で昭和42年に入居がスタート。阪神甲子園球場約11個分に相当する約42万4300平方メートルの敷地に5階建ての約190棟(約5千戸)が並ぶ。

 金剛団地でもハトの糞害は大きな問題だった。60代以上が「団地全体の6割」(金剛団地自治会)に上るといった高齢化などに伴い空き家も増加。無人の家のベランダが巣になり、ハトにとって「すみやすい環境」が整っていたことが大きかった。

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