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【浪速風】虚偽の投稿が裁かれた「阪神優勝なら」(12月2日)

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【浪速風】
虚偽の投稿が裁かれた「阪神優勝なら」(12月2日)

 「阪神優勝なら」で知られるのは、尼崎信用金庫の定期預金である。阪神タイガースの成績によって金利が変動する。ファンは優勝を信じ、夢を託す。金融商品としては異例の大ヒットになった。今年は優勝なら総額5億円の商品券をプレゼントだったが、残念ながら4位に終わった。こちらは…。

 ▼「阪神が優勝したら無条件で単位をくれるらしい」とツイッターに投稿した大阪大生が教授に訴えられ、30万円の損害賠償を命じられた。講義では「リーグ優勝した場合は、恩赦を発令する」というスライドを映し、「かつては全員合格という教授もいたが、現在はそんなことはない」と発言したという。

 ▼もとより学生に非がある。虚偽の情報がネット上で拡散し、被害をもたらす時代への警鐘と言えよう。だが、教授と学生、裁判に持ち込まずとも、教育の場にふさわしい解決法はなかったのだろうか。優勝できなくても、来年こそは、と寛大なのが阪神ファンなのだが。

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