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大阪府岸和田市が中核市移行断念 財政赤字膨らみ、組織体制維持も困難…市長「極めて残念」

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大阪府岸和田市が中核市移行断念 財政赤字膨らみ、組織体制維持も困難…市長「極めて残念」

 このため、10月中旬ごろから、断念の検討を始め、11月21日の庁内の会議で決定した。市は、来年4月採用予定で、保健師や獣医師を募集、11月下旬には最終面接も行っていた。獣医師については中核市でないと不要となるため、採用そのものがなくなるが、「受験者には中核市への移行は不確定であることは試験時に伝えている。今後経緯を伝え、対応する」(人事担当者)としている。

 一方、悪化が見込まれる財政については、「財政再建プログラム」の策定を目指し、今月中にも庁内で議論を始める。

 中核市 規模や能力などが比較的大きな都市の権限を強化し、住民の身近なところで行政を行うことができるようにした都市制度。保健所の設置や産業廃棄物の不法投棄の監視などが都道府県から移管される。平成26年5月に、人口要件が30万人以上から20万人以上に緩和。大阪府岸和田市の人口は約19万5千人(27年10月時点)で要件を満たさないが、国の特例措置により31年度末までは移行が可能だった。府内では、高槻、東大阪、豊中、枚方の4市が中核市。八尾と寝屋川の両市が移行を目指している。

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