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【第44回産経適塾 詳報(2完)】地球で生きるもう一つの道、「心のなかの島」オセアニア伝統航海術の知恵 須藤健一・国立民族学博物館長

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【第44回産経適塾 詳報(2完)】
地球で生きるもう一つの道、「心のなかの島」オセアニア伝統航海術の知恵 須藤健一・国立民族学博物館長

須藤健一・国立民族学博物館長 須藤健一・国立民族学博物館長

大阪市浪速区の産経新聞大阪本社で関西の経済や文化を学ぶ産経適塾の第44回講座が開かれ、南海電鉄の山中諄(まこと)会長、国立民族学博物館の須藤健一館長が講演し、それぞれの専門分野で培った知見を参加者に伝えた。その講演内容の要旨をまとめた。

オセアニアに渡った人類

 今日は「心のなかの島」について皆さまとともに考えてみたいと思います。この言葉は、オセアニアの小さな島の偉大な航海者の語った名言です。

 私たちの祖先、ホモ・サピエンス・現生人類は今から20万年前にアフリカで生まれました。人口が増えたのか、戦争があったのか、7万年前ころにアフリカを出ます。アラビア半島、インドや東南アジアを経て日本列島へは3万8千年前に到達したようです。この3万年間の人類の拡散は、人類の認知能力、学習や記憶やコミュニケーションの能力の格段の進化によるものだといわれます。

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