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【エンタメよもやま話】米トランプ政権の要、バノン氏の正体…日本人も差別、事実を曲げ「シリコンバレーCEOはアジア人だらけ!留学生を帰せ!」

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【エンタメよもやま話】
米トランプ政権の要、バノン氏の正体…日本人も差別、事実を曲げ「シリコンバレーCEOはアジア人だらけ!留学生を帰せ!」

トランプ氏の当選以降、スティーブン・バノン氏が初めて単独インタビューに応じた米ハリウッド業界誌ハリウッド・リポーターの11月18日付電子版 トランプ氏の当選以降、スティーブン・バノン氏が初めて単独インタビューに応じた米ハリウッド業界誌ハリウッド・リポーターの11月18日付電子版

 いやはや。もともと民主党を支持するリベラルな層から人種差別主義者で白人史上主義者で反ユダヤ主義と非難されていた極右の人物で知られるバノン氏。

堂々と“誤報”「ポリコレは、イスラム教のレイプ文化を…」

 これまで自らが会長を務める「ブライトバート・ニュース」では「避妊は女性を魅力のないものにするクレイジーなことだ」「ネット上の嫌がらせを解決するのは簡単だ。女性が(ネットから)ログオフすればよい」「ポリティカル・コレクトネス(偏見・差別のない表現への言葉の置き換え)はイスラム教のレイプ文化を保護している」といった見出しのニュースを堂々と配信していたくらいですから、驚くに値しないのかもしれません。

 そう考えると今回の発言は幾分、トーンダウンしているとも言えますが、米国内の不満をアジアに向けさせることを目的にしているという点で、いよいよ日本や中国など、アジア系が米国内の極右の差別対象のターゲットになってきた感じがします。

日本人も中国人も…アジア系の留学生に対し、デタラメな敵意

 実際、バノン氏は昨年の11月2日、衛星ラジオ「シリウスXM」で放送されているブライトバードのニュース番組(何と司会はトランプ氏!)にゲスト出演した際「米国の大学で学ぶ留学生は、卒業後、それぞれの母国に帰すべきである」との考えを主張。これに対しトランプ氏が「ハーバードやエール、プリンストン、スタンフォード(といったアイビー・リーグの名門大学)で学んだ優秀な留学生は米国に留まってもらうべきだ」と反論。

 ところがバノン氏は自説を曲げず「シリコンバレー(のIT企業)の最高経営責任者(CEO)の3分の2、もしくは4分の3は(インドといった)南アジアかアジアからやってきた人々だ。国家(を守ること)は経済(の発展)より重要である」と述べ、日本や中国からの留学生に露骨な敵意を示したのでした。

 彼のこの発言は、今年11月15日付の米紙ワシントン・ポスト電子版や翌16日付の米ニュースサイト、ハフィントン・ポストなどが報じたのですが、驚くべきことに、バノン氏が挙げたこの数字、全くのデタラメなのです。

 昨年5月にアジア系非営利団体が発表した調査結果によると、シリコンバレーで働くアジア人とアジア系米国人の専門的労働者は全体の27%で、マネジャー(管理職)は19%以下、経営幹部は14%以下だったのです。

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