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マッサージチェア“脱中国” ファミリーイナダ、平成31年度までに完全国内生産へ 鳥取の工場は生産能力10倍増強

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マッサージチェア“脱中国” ファミリーイナダ、平成31年度までに完全国内生産へ 鳥取の工場は生産能力10倍増強

ファミリーイナダのマッサージチェア(同社提供) ファミリーイナダのマッサージチェア(同社提供)

 マッサージ機器大手のファミリーイナダ(大阪市淀川区)は、主力のマッサージチェア生産について、平成31年度までに主な製造工程を中国・上海から鳥取県へ移し、完全国内生産とする方針を固めた。中国での人件費が高騰し、コスト抑制のメリットが薄れたため、部品調達から組み立てまで一貫した「純日本製」とし、高品質を世界にアピールする狙いがある。(石川有紀)

ロボット300~500台導入へ

 同社はこれまで、マッサージチェアの部品調達と一部組み立てを上海の現地法人が担当し、大山工場(鳥取県大山町)に輸送して最終組み立てと品質確認を行っていた。しかし中国の人件費や輸送費の高騰を受け、大山工場の自動化を進めれば低コスト・高品質を実現できると判断した。

 このため、大山工場のマッサージチェア生産能力を現状の月産1万台から3年後に10万台へと大幅に増強する計画だ。すでに約11億円を投資して生産棟や倉庫などを増設。従業員は現在の110人から2倍に増員し、生産ラインの自動化を進めるため300~500台のロボットを導入する。

 上海工場は部分用マッサージ機や関連小物製造拠点として維持する。

 同社は売上高の3割を北米など海外市場が占めるが、近年は中国メーカーの参入が相次ぎ、外観を似せた模倣品も後を絶たないという。同社の瀧周代取締役は「日本製の高い技術と品質への期待は海外でも高い」と話し、完全国内生産によって品質管理の向上や不良品率抑制などのメリットがあるとしている。

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