産経WEST

【歌劇な人々】運命の巡り合い、男役スター凪七が再び女役・エリザベートを-「肩で風切る後ろ姿」注意された思い出

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【歌劇な人々】
運命の巡り合い、男役スター凪七が再び女役・エリザベートを-「肩で風切る後ろ姿」注意された思い出

「エリザベート」の思い出やガラコンサートへの意欲を語る宝塚歌劇団専科スターの凪七瑠海 「エリザベート」の思い出やガラコンサートへの意欲を語る宝塚歌劇団専科スターの凪七瑠海

 人気ミュージカル「エリザベート」の日本上演20周年を記念し、宝塚版の歴代キャストを中心とした「エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート」が大阪と東京で開催される。専科の男役スター、凪七瑠海(なぎな・るうみ)は皇后エリザベート役で東京公演に出演。凪七は「まさか、今の学年でまたこの役に巡り合えるとは。私の人生で決められた運命と感じます」と話す。

役なり切り過ぎて…「『死にたい』と、つぶやいたらしい(苦笑)」

 入団7年目に入る直前、宙組の男役だった凪七は、エリザベート役で月組公演に特別出演することになった。「驚いて言葉にならなくて。大劇場で一人で歌ったこともない男役の私に、なぜと」

 まず高音域で楽曲をきちんと歌うことから始めた。女役の所作も研究。スカートさばきやなどを学んだが…。「稽古が終わり、席に戻ろうとした後ろ姿が肩で風切っていて注意されました」と振り返る。

 激しい人生の皇后になりきるあまり、普段から、自分の感情とは無関係に涙があふれた。「役の気持ちで『死にたい』とつぶやいたこともあるらしい」と苦笑い。当時、主人公のトート役を務め、かつてエリザベートを演じたこともある瀬奈(せな)じゅんから「“エリザベート病”だから、大丈夫」と励まされたという。

 目の前にはやらねばならないことばかり。「パニック状態でした」。公演をやり終えた後もしばらくは、楽曲のイントロを聞くだけで鼓動が早まり、呼吸が苦しくなるほどだった。

続きを読む

このニュースの写真

  • 運命の巡り合い、男役スター凪七が再び女役・エリザベートを-「肩で風切る後ろ姿」注意された思い出

関連ニュース

【宝塚歌劇団】綺城ひか理「明日海さん助言いただき…花組の魅力、もがいて表現」、同期の城妃美伶も笑顔 新公『金色の砂漠』

「産経WEST」のランキング