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カジノ法案審議入り 誘致目指す大阪府、万博との相乗効果狙う 松井知事「やっと審議できる状況に」

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カジノ法案審議入り 誘致目指す大阪府、万博との相乗効果狙う 松井知事「やっと審議できる状況に」

 「大阪の成長のために橋下(徹)知事時代からずっとIR(カジノを含む統合型リゾート施設)の実現に取り組んできたが、やっと審議できる状況になった」

 IRの誘致を目指す大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)は、30日の定例記者会見でIR法案の審議入りを歓迎した。

 府と大阪市がIRの候補地に想定するのは大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)。府が誘致を目指す2025年万国博覧会の開催地と同じだ。

 府の万博基本構想では、計2千億円規模の会場建設費や運営費のほかに、夢洲までのアクセスとなる市営地下鉄の延伸や、島の追加埋め立てなどの関連事業費に700億円以上かかると試算されている。

 府が、もともとIRの誘致候補地だった夢洲で万博を開催しようとするのは、IR事業者の投資によってこうした費用を賄うとともに、万博開催に向けて周辺開発などが進み、IR誘致にも有利に働く「相乗効果」を期待してのことだ。

 さらに、万博後にはIRを核として夢洲や大阪のベイエリアの活性化策を進めていきたい考えもある。

 ただ、地元でもギャンブル依存症などへの懸念は根強い。松井氏は「ギャンブル依存症については、今でも専門家を置いて対策をやっている。それを拡充して、リスクをできる限り押さえ込む」と強調した。

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