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堺の履中陵陪塚に祭祀ステージ 百舌鳥古墳群の方墳で初

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堺の履中陵陪塚に祭祀ステージ 百舌鳥古墳群の方墳で初

 上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵、堺市西区)に付属する陪塚「寺山南山古墳」(方墳、5世紀初)で、祭祀を行うためのステージ状の「造り出し」が見つかり、堺市文化財課が30日、発表した。造り出しは前方後円墳に設けられることが多く、百舌鳥古墳群の方墳で確認されたのは初めて。担当者は「大王に近い人が埋葬された可能性が高まった」と説明している。

 市によると、長辺約45メートル、短辺約36メートルの方墳で、墳丘は2段で築造されている。平成26年3月に百舌鳥古墳群として国史跡になったことから、市が整備のため発掘したところ、古墳の東南側に造り出しが見つかった。

 造り出しは、幅約10メートル、奥行き約3・6メートル、高さ約0・9メートル。上部は大半が削られていた。造り出しと墳丘の接続部分には、家形埴輪や土師器つぼが置かれていたことも判明。造り出しで埴輪と土器を用いた祭祀が行われていたことが分かった。

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