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「ライオンキング」にも影響 淡路人形座が「日本ブランド発信」 ニューヨークなどで講演会

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「ライオンキング」にも影響 淡路人形座が「日本ブランド発信」 ニューヨークなどで講演会

外務省の「日本ブランド発信事業」で米国講演などを行う淡路人形座の吉田史興さん=29日、南あわじ市福良甲 外務省の「日本ブランド発信事業」で米国講演などを行う淡路人形座の吉田史興さん=29日、南あわじ市福良甲

 伝統文化など日本の魅力を海外に発信する外務省の「日本ブランド発信事業」の専門家海外派遣に淡路人形座(南あわじ市福良甲)が採用され、人形遣いの吉田史興(しこう)さん(45)が30日から12月8日まで米国で淡路人形浄瑠璃の講演会やワークショップを開催する。淡路人形芝居の歴史や海外を含めた影響、人形の動かし方などをニューヨークやロサンゼルスで紹介するという。

 講演会はニューヨーク市立大学など米国内の計7カ所で、大学生や演劇を学ぶ人を対象に開催する予定。1人だけの派遣のため、本格的に人形を動かすことは難しいが、参加者に人形を動かしてもらうワークショップを行うほか、映像を使って人形芝居の歴史や22回の海外公演や研修で訪れた外国人による海外への影響なども解説する。

 米国への影響では、ブロードウェーを代表するミュージカル「ライオンキング」演出家のジェリー・テイモア氏は1974年の大学卒業後、淡路人形座を訪れて約1カ月研修。ライオンキングで2体のライオンが身を乗り出して対決する場面では、相手に詰め寄り怒りを表現する人形浄瑠璃の動きを取り入れているエピソードも紹介する。

 吉田さんは「淡路で生まれ育ってきた日本の伝統文化の楽しさ、リアルな動きなどを伝えたい。海外への影響にも触れて、日本の伝統文化を取り入れた新しいものができていることを説明したい」と意気込んでいた。

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