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「借地権奪われる」「損害は数千万円」 モトコー立ち退き問題で、JR西が2度目の説明会

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「借地権奪われる」「損害は数千万円」 モトコー立ち退き問題で、JR西が2度目の説明会

JR元町-神戸間の高架下に続く元町高架通商店街。シャッターが下りた場所ではひっそりとした雰囲気も漂う=神戸市中央区 JR元町-神戸間の高架下に続く元町高架通商店街。シャッターが下りた場所ではひっそりとした雰囲気も漂う=神戸市中央区

 高架橋の耐震補強工事のため、JR西日本が神戸市中央区の元町高架通商店街(通称・モトコー)に立ち退きを求めている問題で、JR西は29日、同市内で借地人や商店主を対象に説明会を開き、再整備計画案を示した。ただ、新しい賃料や補償金に関する説明はなく、出席者からは不満の声が漏れた。

 モトコーをめぐっては今年9月、高架橋が国の耐震基準を満たしていることが判明し、一部の商店主らが工事の白紙撤回を求めている。JR西は「独自の耐震補強が必要だ」とした上で、防火・防犯上の問題もあると強調。平成30年3月までに借地契約を打ち切り、商店街を再整備する意向を示している。

 説明会は7月に続き2回目で、非公開で行われた。借地人や商店主ら約160人が出席。JR西の担当者が耐震補強の必要性を改めて説明した後、同案が提示されたという。

 同案では工期は29~36年度で、区画ごとに実施。工事中はモトコー内の空き店舗に一時移転し、その後、JR西が新たに整備する2階建ての店舗に移る仕組み。エリアごとに飲食店や物販店を集約させる方針だが、内装工事をせずにテナントに引き渡すとしている。

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